IEEE/ACM Workshop on Variability Modeling and Characterization(VMC’2014)がアメリカのサンノゼで開催されました.VMCはICCAD(International Conference on Computer Aided Design)というCAD系の一流学会と併設開催されるワークショップです.本ワークショップの企画化は,研究室の小野寺先生が中心となって活躍されており,研究室のメンバーが毎年発表しています.今回は,研究室より2件の発表があり,ワークショップの中でも大活躍となりました.1件はオーラルセッションにて,もう1件はポスターセッションにて発表しました.オーラルセッションの発表はPDのMahfuzulが,ポスター発表はM1の塩見が行いました.それぞれの発表タイトルは次のとおりです.
- Area-efficient Sensors for On-chip Monitoring of Process, Leakage and Temperature Variation by A.K.M. Mahfuzul Islam, and Hidetoshi Onodera.
- A Lognormal Timing Model and Design Guidelines for Near-Threshold Circuits by Jun Shiomi, Tohru Ishihara, and Hidetoshi Onodera.
ポスター発表には,3分の口頭発表もあり,塩見が見事に研究内容を短い時間でアピールしました.その後のポスターセッションは,人数が少ない中でも盛り上がり,深い議論となりました.
オーラルセッションにおける発表は,本研究室にて開発したオンチップモニタ回路について発表をしました.単一の回路を用いて面積効率良くトランジスタの特性パラメータをモニタする回路方式を中心に発表し,高い評価を得ることができました.
2人の研究の今後の発展が楽しみです.
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ポスターの前にM1の塩見[/caption]
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研究内容をアピールするM1の塩見[/caption]
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モニタ回路の動作を説明するPDのMahfuzul[/caption]
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ワークショップのアジェンダを紹介する小野寺先生[/caption]
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